大学生になって必修科目となる第二外国語。どの言語にするのがいいのか悩みますよね。ただ”とりあえず”中国語にしておく、という方が多いと思います。
しかし中国語は、オススメ出来ません。この記事では、第二外国語で中国語をやめた方が良い理由と他の第二外国語を紹介していきます!
中国語は、オススメ出来ない理由
楽単とよく言われる中国語。しかしながら少々難点があります。オススメ出来な理由は、主に3つ。
- リスニングが異常に難しい
- 覚えることが多い
- 日本語に似ている点が多く、混乱する。
では、詳しく話していきます!
リスニングが異常に難しい
中国語には、5つの発音があります。①a、②ā、③á、④ǎ、⑤àです。①はア。②はア(→)。③はア(↑)。④はア(↓~↑)。⑤はア(↓)。
とこのようにマジで意味分からん発音があります。発音が難しいので、聞き取りも異常に難しいです。中国語では、リスニングのテストが設けられます。ですので、聞き取りにかなり苦労します。
覚えることが多い
中国語で覚える必要があるものは、大きく3つあります。
- 文字(簡体字)
- 発音
- 単語
です。もう少し詳しく解説していきます。
1.文字を覚える必要がある
中国語には、簡体字という文字があります。これを完璧に覚える必要があります。他の言語は、基本的にアルファベットです。そのため文字を覚える必要がありません。
しかし中国語では、文字を覚える必要があるのです。
2.発音をきちんと覚える必要がある。
中国語は、5つの発音があると説明しました。つまり同じ文字でも発音が異なるのです。そのため、発音を区別する必要が出ます。
中国語では、ピンインと言うのですが。発音記号を覚える必要があります。
例えば 我(wǒ)だと「我」の文字に加えて、「wǒ」という発音記号付きのスペルまで暗記する必要があるのです。
3.覚える単語が多い!
スペイン語やフランス語の単語は、少し英語と似ている部分があるので覚えやすいです。しかし中国語は、日本語にも英語にも似ていない部分が多いです。そのため0から覚えなおすことになります。
さらに簡体字、発音も覚える必要があり、他の言語に比べても暗記量は多いです。
日本語に似ている点が多く、混乱する。
日本語は、中国語をベースにしています。ですので、日本語と中国語では、似ている部分もあります。しかし!ここが落とし穴です。
日本語と僅かに中国語は異なります。そのため凡ミスが多発します。
たとえば 日本語の「滑」。中国語と日本語の違いを示すと↓
中国語の「滑」は、骨の部分が僅かに違います。このように日本語に少しだけ似ているため、間違いやすいのです。
まとめ
お勧めの第二外国語は、何か
中国語は、オススメ出来ないと申し上げました。では、どの言語がオススメなのか話していきます!
スペイン語がオススメな理由
スペイン語は、英語に少し似ています。そのため英語をきちんと学んでいる方は、スペイン語の習得が楽でしょう。スペイン語と英語の似ている点は、主に3つです。
- アルファベット
- 単語
- 文構造
アルファベットは27文字!
スペイン語のアルファベットは、27文字です。英語の26文字に「ñ」が加わります。これだけです。
ですので、文字の暗記は楽勝です。
単語は、そっくり
スペイン語の「estación」。どういう意味か分かりますか?
”駅”という意味です。なんか英語の「station」に似ていますよね。もちろん、英語と異なる単語もあります。しかしラテン語に関連している単語は、英語にそっくりです。
そのため単語の暗記も楽でしょう。
文構造は、ほぼ同じ
スペイン語もS、V、O、Cの構造を利用します。基本的に英語の文構造でスペイン語を並べれば、大体意味が通じます。
スペイン語も難しい点がある
スペイン語では、全ての名詞に性があります。つまり男と女で名詞の形が異なるのです。さらに時制、複数、単数で動詞の活用がかなり異なります。
そのため1つの動詞につき多くの単語を覚える必要があります。
まとめ
参考
フランス語がオススメな理由
フランス語をオススメする理由は、大きく2つあります。
- 最初だけ大変
- フランス語を話している国が多い
最初だけ大変
英語とフランス語、単語、文構造は似てます。しかし発音がかなり異なります。さらに動詞の活用が多く、覚えるのが大変です。
しかしながら難しいのは、最初だけで覚えれば楽。という方が大多数です。
フランス語を話している国が多い
フランス語は、国連の公用語として使われています。さらにカナダ、アフリカ、南米などでも話されている言語です。
そのため英語の次に便利な言語というのは、フランス語になります。ですので、学問的にはフランス語はお勧めです!
まとめ
中国語も実は、オススメ
さっき、オススメ出来ないって・・・
はい。オススメ出来ないと申し上げました。確かに中国語は、難しい言語ではあります。文法や日本語に僅かに似ているものの、文字や発音が難しいと説明しました。
しかし授業が楽な場合が多いのです。つまり、ゆるい先生が多いのです。
スペイン語やフランス語は、きっちり学ばないと単位がもらえないことがあります。しかし中国語は、そこまでちゃんと学ばなくても単位を貰えます。
暗記量が多いですが、文法の問題で点を稼げます。
ですので中国語は、授業が楽な場合が多いためお勧めです。
大学によって難易度が異なる。
中国語は、難しいとかスペイン語は楽。などと説明しました。しかし実は、これ大学によって変わります。私の通う大学では、「中国語が楽」と言われています。一方で友人の大学では「中国語は激ムズ」と言われているのです。
そのため大学によって第二外国語の難易度は異なるようです。
したがって、皆さんの通う大学で、第二外国語について調べる方が良いと思います。
最後までご清覧ありがとうございました。
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