私は、北大2年になるであろうものです。つまり2021年では、1年生でした。そのためかなり最新の情報を提供できると思います。
では、いきましょう。
北大1年生の特殊な制度
具体的な授業内容に行く前に、北大の特殊な制度についてお話します。
北大の理系1年生は、学部によらず同じカリキュラムの授業を受けます。たとえば 医学部だろうが理学部だろうが、数学や物理を履修します。
また文系1年生も学部によらず同じカリキュラムの授業を受けます。
しかしながら、クラスや個人によって履修する科目が変わることがあります。つまり人によっては、理系なのに数学の授業を一部受けなかったりするのです。そのためここでは必修科目と選択科目を明示して紹介していきます。
北大の理系の授業!
理系の大まかな授業は、こんな感じです。基本的に卒業するのに必要な授業を取り上げています。
1.理系科目は、数学、物理、化学、生物、実験
2.外国語や一般教養もある!
3.情報や統計学、体育もある。
1.理系科目は、全部やる
理系の方は、物理、化学、生物、地学、数学を全て履修できます。前期で物理Ⅰ、化学Ⅰ、生物Ⅰ、地学Ⅰを行います。後期では、物理Ⅱ、化学Ⅱ、生物Ⅱ、地学Ⅱをやります。
同じように数学も、微積分Ⅰ,Ⅱ、線形代数学Ⅰ,Ⅱをやります。
物理Ⅰ、Ⅱ、化学Ⅰ、Ⅱ、生物ⅠかⅡは、必修です。また数学も微積分ⅠかⅡと線形代ⅠかⅡが必修です。地学は受けなくても大丈夫です。
そして実験授業があります。これが異常にヤバいです。ガチでヤバいです。詳細は、こちら
2.外国語は必修で、一般教養は幅広い。
外国語は、英語Ⅰ、Ⅱと第二外国語Ⅰ、Ⅱが必修です。また英語演習、英語技能別演習という授業もあります。英語技能別演習は、北大で受けるTOEICのテストで好成績を取ると履修の必要がなくなります。
そして一般教養科目、主題別科目という曲者がいます。これらは、本当に幅の広い授業です。経営学や生物、物理など様々なものから選択します。一般教養科目も主題別科目も必修なので、何かしらの授業を受ける必要があります。
ただ一般教養、主題別科目は人気の授業があります。一般教養科目について、人気の授業は、抽選になります。そのため、確実に受けられるわけではありません。
3.情報、体育、統計学もやる。
情報は、前期にある授業で、必修です。プログラミングやデジタル社会について勉強します。情報も北大ヤバい授業にランクインしています。
体育や統計学もあります。体育には、座学の体育Bと運動を主体とする体育Aがあります。卒業するには、体育Bか、体育Aを前期と後期か、統計学を履修する必要があります。
文系は、楽。
文系の中でも文学部は、卒業に必要な単位数が少ないので非常に楽でしょう。さらに理系とは違い必修の実験授業もないので、負担は大分低いかと思われます。
1.文系は、一般教養を多く受ける
2.外国語の授業も多い。
3.情報や体育も受ける。
4.一部の学部は、理系科目を受けるかも?
1.一般教養が多い
さきほど紹介した一般教養、主題別科目があります。理系と違うのは、卒業に必要な単位数です。文系の方が結構多くなっています。授業内容は、自分で選べるので、興味、得意な授業を取ることになるかと思います。
2.外国語の授業も多い
英語Ⅰ、Ⅱと第二外国語Ⅰ,Ⅱ、英語演習、英語技能別演習の履修は、理系と変わりません。しかし文系は、第二外国語演習が必要になります。
つまり、英語、英語の演習、第二外国語に加えて、第二外国語(たとえば中国語)の演習が必要になります。
3.情報や体育もやる
これは、理系と同じです。情報が必修で、あとは座学の体育Bか、体育Aを前期と後期か、統計学を履修する必要があります。
文系だと、統計学は少し丁寧に教えてもらえる”かもしれません”。
4.一部の学部は、理系科目を受ける?
文系には、人文社会、という必修科目があります。内容は、授業によりけりなので、個人で好きなものを選択します。
そして、教育学部や経済学部は、他の文系学部に比べて卒業に必要な単位数が多いです。さらに文系は、卒業に必修な科目だけでは卒業に必要な単位数にならないのです。そのため卒業するのに、理系科目を受ける”可能性”があります。
なぜ、”可能性”なのかと言うと、一般教養、主題別科目など他の科目でカバーできるからです。ですので、数学等を受けなくても卒業できます。
記事の内容まとめ
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