孤独を今感じておらず、幸せな方は、読まない方がいいと思います。今、幸せで、孤独でないのであれば、こんな記事読むより、私の「一人暮らしの日誌」シリーズを読んでいた方がまだ有益です。
この先、もし孤独を感じ始めることがあれば、その時に読んでもらえばいいです。
さて、この記事を書いている私は、孤独かどうかイマイチ釈然としないのですが、2021年。4月~6月頃、「生きている意味なくね?」と毎日考えていました。理由は、今もよく分かっていません。
孤独だったからなのか、それとも別のものだったのか。とにかく、その当時の私は、未来への不安、失敗への恐怖。で頭がいっぱいでした。
ただ私は、孤独が一つの原因として考えられると思い、かなり孤独について調べています。
ですので、それを皆さんに伝えるとともに、孤独に対する対処を考えたいと思います。
孤独を考える
・孤独と何か
・孤独とは悪いものなのか
・対処法
・孤独と何か
孤独、とは一体何でしょう。忙しい方のために、結論から。
Wikipediaで、孤独を調べると、他の人々との接触・ 関係 ・連絡がない状態。とあります。
また、クラーク・ムスターカス?という方は、「孤独感には自己疎外・自己拒否からくる孤独と、実存的孤独がある」とあります。
少し、詳しく見てみましょう。
自己疎外からくる孤独
自己疎外 :人間の個性や人格が社会関係の中に埋没して主体性を失ってしまう結果、他人や他の事柄に対してだけでなく、自分自身に対してさえも疎遠な感じにとらわれてしまう状態。精選版 日本国語大辞典
(マルクスの哲学で、資本主義のもとでの人間の非本来的状態)
(ヘーゲル哲学で、ある存在が自己の本質を本来的自己の外に出し、自己にとって疎遠な他者となること)
は?つまりどういうことだってばよ?
イメージは、こんな感じです。
みんな同じことをする⇒俺がやらなくてもよくね?⇒俺いる意味あるのか?⇒俺っていったいなんだ……
幽体離脱で自分を見ている感覚に近いかもしれません。なんとなくご理解いただけたでしょうか。
実存的孤独
実存的孤独に関して。色々調べてみましたが、少々難しかったです。そのため、”恐らく”実存的孤独とは。
自分のことは他人に理解できない、自分は一人だ、と感じることだと言えそうです。
簡単に言えば、色々な人に囲まれていても、「私は、今一人だ」と感じれば、それは孤独だと言えるかもしれない。ということです。
他にも・・
(ぺプ ロ ー & パ ールマ ン, 1988) 孤独感は個人の 対人的相互作用における願望レベルと達成レベルのずれから起こるという定義であ る。
つまり、「いろんな人に囲まれたい(願望)、でも一人(現実)」
理想と現実のギャップから起こるという考え方もあるようですね。
・孤独とは悪いものなのか
そもそも孤独を感じることは、悪いことなのでしょうか。
結論から申し上げますと・・・よくないです。
でも、ここで注意してほしいのは、一人でいること、と孤独であることは、別の問題である。と言うことです。
つまり、一人でいても、孤独でなければOKということです。
逆に、一人でも、複数人に囲まれても、孤独を感じていることは、問題です。
なぜ悪いのか
精神面、身体面に様々な悪影響があります。
精神面:うつ病、自殺、アルツハイマー病、の増加や認知機能の低下など
身体面:血管疾患の リスク、高血圧、死亡率、の増加など(Hawkley and Cacioppo [2010])
孤独による影響は喫煙やアルコール摂取に相当すると言われています。死亡リスクの上昇。社会的孤独だと、死亡率が29%上昇するそうです。
ただ、これらの情報に関して。本当に孤独が原因なのかは、分からないそうです。孤独というものの定義が難しく、孤独のみの影響から生じているか、定かではないから、らしいです。
引用:孤独が及ぼす心理的な影響 | 医療法人社団 平成医会 (heisei-ikai.or.jp)
<参考> 旭川医科大学医学科健康科学講座 杉岡 良彦 ja (jst.go.jp)p2~3
では、具体的な対処法について見ていきましょう
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