俺ガイル妄言録を買うか、comicを買うか悩んでいる方に向けて。俺ガイルの妄言録、comic、原作を読んでいる私がその違いについて書いていきます。
妄言録とcomicの違い
①絵 ②内容 ③表現 結論
絵
妄言録の絵は”ぽんかん⑧”。つまり原作ライトノベルの絵に似ています。ただ俺ガイル続あたりになるとアニメに絵が近くなっています。また絵は基本的に省略されていることは無く、デフォルメされた表現は少ないです。
comicの絵はアニメ。俺ガイルのアニメに似ています。1期に該当するところは1期に。2期に該当するところは2期の絵に似ています。そしてコミカライズされているので所々絵がコミカルになります。つまり絵が時折デフォルメされています。また1か所だけ作画が崩壊したところがあります。もう直っているかもしれませんが。
ただ両方とも後半ではアニメの絵に近くなっています。なので絵に関してはあまり差がありません。デフォルメの有無の違いくらいです。強いて言うなら、comicの方がアニメに近い絵になっています。ただ、私は妄言録の絵の方が好きです。
内容
妄言録は、アニメとほど同じ内容です。それに＋α作者のギャグや、アニメではカットされていた部分が少しだけ入っています。後半になるとアニメではない話やギャグをちょっと突っ込んでいます。それが結構面白いので、アニメとは違った楽しさがあります。
comicは原作に近いです。アニメでは思いっ切りカットされていた部分があり、そこに＋α作者のオリジナルな話が入っています。前半はかなり原作に近いですが、後半になるとやや原作ともアニメとも近いような遠いような感じになってます。
個人的に妄言録は”俺ガイル完”。comicは”俺ガイル”、”俺ガイル続”にあたる部分がめっちゃいいです。
表現
妄言録とcomicでは力を入れている場面がかなり違います。
妄言録は後半の方（俺ガイル完あたり）に、とても迫力があり、情に訴えかけている感じです。
comicは前半の方（俺ガイル続あたり）に、迫力や表現に力を入れていて、心が揺れ動きます。
妄言録は感動、寒気、面白さ。comicは迫力、恐怖、感傷。という印象を受けます。この２つはどちらも甲乙つけがたいくらい、表現が素晴らしいです。ただその視点や場面が異なるので、妄言録とcomicを合体させたらセル完全体になります。
結論
アニメにはないシーンを読みたい。俺ガイル、俺ガイル続の話が好き。アニメに近い絵がいい。という方はcomic
アニメと同じ。俺ガイル完にあたるシーンが大好き。作画が安定している（作画がデフォルメされていない。）方がいい。という方は妄言録の方がいいでしょう。
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